【スムーズ現代音楽】Steve ReichのRewrite作品


前回Michael GordonのRewrite作品を紹介しました。

ReichもRewrite作品を最近2つ発表したのでそれを紹介します。

Steve Reich「Radio Rewrite」

RadioheadのJigsaw Falling into PlaceとEverything in its Right Placeをライヒ音楽にしたものです。
曲は5つの楽章からなっていて、1,3,5楽章がJigsaw Falling into Placeをベースに、2,4楽章がEverything in its Right Placeをベースにしています。2011年にポーランドのクラクフで行われた、sacrum profanumという音楽イベントでRadioheadのJonny GreenwoodがライヒのElectric Counterpointを演奏したのをきっかけに、ライヒが帰国後Radioheadの曲を聴いて、このように曲を作りましたとさ。
今のところ、音源はダイジェストしかないですが、オンラインで楽譜を見ることが出来ます。
Radio Rewriteのオンラインの楽譜

元となったRadioheadの曲
Jigsaw Falling into Place

Everything in its Right Place

 

Steve Reich 「Finishing the Hat – Two Pianos」

ピアニストのAnthony de MareがStephen Sondheimの曲を様々な作曲家にRewriteをしてもらい演奏するプロジェクトの中の1曲。ライヒにしては3分ちょいの短い曲なのであっという間に終わってしまいます。9分ぐらいかけて展開してほしかった。
曲の感じはライヒの影響を受けていると言っているスムーズ現代音楽のGraham Fitkinっぽいです。
ライヒも2005年のVariations for Vibes, Pianos,& Stringsあたりからフュージョンっぽくなってきてる印象ですから、スムーズ現代音楽として紹介しました。

Graham Fitkin 「Log (excerpt)」