マルチメディア論2013 6月3日と6月10日

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テクノロジーと音楽

音楽【西洋音楽】とテクノロジーについて
もともと音楽は数学だったことからも、音楽とテクノロジーの親和性は高い。

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音の基礎
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  • 音とは?

波について

  • 音の3要素

音の高さ
音の大きさ
音色

  • 音の速さ

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アナログとデジタル
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アナログ:レコード、テープレコーダー、ビデオテープ、フィルム等
デジタル:CD、DVD、mp3等
アナログとは、連続した数値データで自然なもの
デジタルとは、コンピュータ等で計算できるように0か1に置き換えられたデータ

参考リンク1

アナログとデジタルのメリット、デメリット
アナログはそのままの音。ノイズが乗りやすい
デジタルはノイズが乗りにくく、劣化しづらい

参考リンク1
音のデータ – アナログの音声データをデジタルにした。
wav,aif,mp3,aac,appleロスレス,flac等がある。
wavとaifは非圧縮のデータ、よって容量が大きくなる。
圧縮データは人間の耳には聞こえない範囲のデータを減らすなどして、データの容量を減らす。
mp3や後継のaac,appleロスレスや非圧縮に復元できるflac等がある。

テクノロジーと音楽について

ここでは自動演奏、電子楽器、電子音楽、コンピュータ音楽の4つに分けてまとめてあります。

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自動演奏
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機械仕掛けで自動演奏する装置が昔からあります。

16世紀 カリヨン 参考映像1 参考映像2 参考映像3
教会の鐘です,時間が来たら機械によって演奏されます。

18世紀 オルゴール 参考リンク1
カリヨンのような演奏を家庭でも楽しめるようにしたものです。

19世紀 自動演奏ピアノ 参考映像1 参考映像2
機械仕掛けのピアノでピアノの内部に打楽器や弦楽器まで内蔵されて、楽団の様な演奏がされました。
ジュークボックスのようにお金を入れると演奏します。

自動演奏の参考アーティスト

コンロン・ナンカロウ 自動演奏ピアノ用の曲を多く作曲 参考映像1 参考映像2
自動演奏の曲を沢山作りました。人間が弾けないような難しいメロディの曲をつくりました。

パット・メセニー オーケストリオンプロジェクト 参考映像1
自分自身でバンドの自動演奏を決めていくのでバンドで演奏するより、自分の思うような音楽を作ることができる。
技術の発達により、不自然でない演奏が出来るようになった。
プロジェクトの技術を担当したLEMURのサイト
その他の
明和電機 つくば科学博で発表されたロボット ヘヴィメタロボット
ロボットを動かす装置が安く出回り、趣味でロボットが作れる時代に 参考映像2

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電子楽器の歴史
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電話の発明から大体の歴史に沿ってだいたいの感じで

テクノロジーの歴史 テクノロジーと音楽:電子楽器
ベル、電話を発明。 参考リンク1 1876
エジソン、フォノグラフを発明。 参考リンク1 1877
ヒューズ、炭素マイクロフォンを発明。 1878
バーリナー、グラモフォンを発明。参考リンク1 1887
1900 「ヒズ・マスターズ・ボイス」シリーズ録音始まる。参考リンク1
ド・フォレスト、三極管を発明。参考リンク1
マサチューセッツで初めてのラジオ放送
1906 テルハーモニウム(ダイナモフォン) 参考リンク1 参考映像2
1920 テルミン 参考映像1 参考リンク1
アメリカ全国ネットラジオ 1924
1927 トラウトニウム 参考映像1
磁気テープ発明 1928 オンド・マルトノ 参考映像1 参考映像2
1931 ピックアップのついた最初のスチールギター 参考映像1
1934 ハモンドオルガン 参考映像1 参考映像2
1935 エレキギターの元祖登場
FMラジオ放送開始 1939
アメリカでテレビ商業放送開始 1941
トランジスタ発明 1947
1955 RCAシンセサイザー開発 参考リンク1
1959 エレクトーン開発 参考リンク1
1964 メロトロン発売 参考映像1 参考映像2
1965 ムーグシンセサイザー発表 参考映像1 参考映像2
 ウォークマン発売 1979 フェアライトCMI 参考映像1参考映像2
 CD(コンパクトディスク)発売開始 1982
1983 FM音源によるデジタルシンセサイザーDX7発売 参考映像1
1984 シンクラヴィア発売 参考映像1 参考映像2 参考リンク1
1980年代中頃 低価格のサンプラー登場
1988 MAX開発
1991 Pro Tools I リリース
1993 ヤマハ 物理モデル音源発売 参考映像1
1997 PowerBookG3発売。コンピュータを使ったパフォーマンスライブが、増える。
 iTunes リリース(1月) iPod発売(11月) 2001
iOSリリース 2007
App Store サービス開始 2008

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電子音楽
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第2次世界大戦後、放送局などの音響研究所で作られ、録音された素材を加工するミュージックコンクレートがフランスを中心に盛んとなり、電気的に生成された音による電子音楽がドイツを中心として盛んとなる。
ミュージックコンクレートの代表作 1948年 ピエール・シェフェールとピエール・アンリ 1人の男のためのシンフォニー(1953) 参考映像1
ドイツ電子音楽の代表作 1953年 カールハインツ・シュトックハウゼン 「習作I STUDIE I」 参考映像1 その他の作品
リュック・フェラーリ:Presque rien No. 1 ‘Le Lever du jour au bord de la mer’ (1970) 参考映像1  strathoven 参考映像1
ほとんど何もない 第一番 「海岸の夜明け」
↓これ以降サンプリング作品を多めに紹介
ジョン・オズワルド PLUNDERPHONICS 参考リンク1 参考映像1
Tristan Perich : 1 Bit Music, 1 Bit Symphony 参考リンク1 参考リンク2
oval 参考リンク1 参考映像1
スティーブ・ライヒ 参考映像1
Symphony of Science 参考映像1 参考リンク1
クリスチャン・マークレー 参考映像1 映像作品「clock」 参考リンク1 参考映像2 参考映像3
1979年:シュガーヒル・ギャングはシックの「Good Times」をサンプリングした楽曲「Rapper’s Delight」を発表 参考映像1
1986年:Run-D.M.C.が、ハードロックバンドのエアロスミスをサンプリングし、後にコラボレーションした曲「Walk This Way」 参考映像1
1996年:DJシャドウが発表したアルバム『Endtroducing…..』、2001年に「初の完全なるサンプリングアルバム」とギネス認定 参考映像1

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コンピュータ音楽
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電子音楽とのジャンル分けはあいまいになってます
主にここではコンピュータによる作曲や音響合成
1957年 ヒラーとアイザークソンによる弦楽四重奏のための「イリアック組曲」 参考音源1 →アルゴリズム作曲
1957年ベル研究所のマックス・マシューズによるプログラムMUSIC コンピュータの音響合成への使用
alva.noto 参考映像1
池田亮司 参考映像1
Carl Stone 参考映像1
フォルマント兄弟 参考映像1 参考映像2 参考映像3 参考映像4
その他の合成音声もの 参考リンク1 参考リンク2
電子楽器やコンピュータの普及により、音楽の専門知識がなくても誰でも音楽が作れるようになった。
ナード・コア・テクノ 参考映像1 参考映像2 参考映像3
マッシュアップ 参考映像1 参考映像2 参考映像3 参考映像4 参考映像5
マッドニュース 参考映像1 参考リンク1
ターンテーブルプレイ 参考映像1 参考映像2 参考映像3 参考映像4 参考映像5
web上にあるインタラクティブに音楽ができるもの 参考リンク1 参考リンク2 参考リンク3 参考リンク4 参考リンク5
iPhone、iPadのアプリを誰でも開発、配布できるようになり、沢山の音楽アプリが出回るようになった。
参考アプリ iKaossillator DJ Spooky djay BeatMaker Trope BtBx Bloom BeatSlice REWORK Noisepad Figure リズムシシリーズ MadPad Traktor
GarageBandだけで制作した”Love In This Club” 参考映像1

テクノロジーと作曲

上の資料からも参考にして様々な手法を紹介

作曲におけるテクノロジーといえば、テクノ音楽に多く見られる打ち込み音楽のような、コンピュータに演奏情報を入力しておいて(打ち込んでおいて)、それを再生することで演奏を実現させる音楽を思いうかべるが、ここでは違ったアプローチによるテクノロジーと作曲について述べていく。

  • コンピュータの計算によって曲を作るアルゴリズム作曲
  • 画から音楽を生成する
  • 既存のものや素材を再編集して新たな曲を作る方法
  • 専用のプログラムを作り、リアルタイムに音響合成をするパフォーマンス作品

アルゴリズム作曲 – 数学などの計算式や音楽以外のルールを用いて音楽をつくる

ヤニス・クセナキス 参考映像1 参考映像2 参考映像3

トリスタン・ミュライユ 参考映像1 参考映像2

三輪眞弘 mass & media – 参考映像1逆シミュレーション音楽参考映像2

ゾンビ音楽 参考映像1

アンケート・アート 参考映像1

画から音楽を生成 – 写真や映像を楽譜に見立てて音楽を作る

野村仁 : 月の譜 参考リンク1鶴の譜 参考リンク 参考映像1楕円の譜 参考リンク1

音楽映画 参考映像1 参考映像2

ピアコン! 参考映像1

再編集して新たな曲を作る – 音楽や映像をサンプリングし再構成して楽曲にする 

Steve Reich – Different Trains 参考映像1, City Life 参考映像1 参考映像2

JacobTV 参考映像1 参考映像2 参考映像3

プログラム – 曲を作るためにプログラムを作成し、音楽を作る

Max 参考映像1 参考映像2 参考映像3

SuperCollider 参考映像1

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2回の講義を通じてテクノロジーと音楽表現の例を紹介しました。テクノロジーの発達によって今までにない新しい表現が登場し、また演奏技術やデッサンなど特殊な技能を持たずとも制作をすることが可能になりました。
テクノロジーが表現に与えた影響について良い面と悪い面、あなた自身がテクノロジーによってどのような影響(生活面や制作において)を受けているのかを書いて下さい。

授業で使用したページ

 

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