タマフル9/28放送サタデーナイトラボの参考資料

青少年のためのスムーズ現代音楽入門

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルの特集コーナー
サタデーナイトラボで「スムーズ現代音楽」と「アンケート・アート」について
お話させていただきました。

スムーズ現代音楽の名前の由来を語らなかったのが、
心残りなので、説明します。
フュージョンとかスムーズジャズと呼ばれる、ジャズというジャンルの中でも聞きやすいポップな音楽があります。
テレビのBGMとかスーパーのBGMで耳にすることがあると思います。
僕がが高校生のときよく聞いていたのですが、そのスムーズジャズの「スムーズ」が由来です。
現代音楽でも聞きやすくBGMっぽいジャンル、それがスムーズ現代音楽なのです。

番組で紹介した音楽をYouTubeより

Michael Torkeの The Yellow Pages

聴きやすいですね。調性がちょっとずつ順番に変化していって、それが電話帳で名前を上から順に探す行為になぞられています。
発表時の批評家の反応は良くなかったようです。

Graham FitkinのHard Fairy

Fitkinの音の並べ方がフュージョンっぽくて好きなんです。Fitkinの作曲の師匠は、Louis Andriessenというオランダの不協和音ミニマル音楽の作曲家です。

Michael GordonのTrance 1

Gordonが日本で発売された時のレーベルの紹介文は、「ニカラグア出身で後は不明」となっていた。なんじゃそりゃなのですが、ちゃんとニューヨーク大学とイェール大学で作曲を学んでいます。最近はBang on a Canで活躍中。

Tranceのライブもなかなか

John AdamsのRoad Movie

Steve ReichのDuet

David LangのBorn to be Wild

David Langの発表する曲は、オリジナルの法則があって、それをコントロールするように曲が出来ています。大学まで医者になろうと勉強してたけど、結局作曲家になりました。Gordonと奥さんのJulia Wolfe、そしてLangがBang on a Canのコア作曲家です。

打楽器バージョン

弾き語りなのね
楽譜はこれ ←クリック

 

アンケート・アート

放送で紹介した宇多丸さんトークをアンケート・アートに変換した実践例

9/21放送のオープニング生鳴きを変換

ムービーウォッチメンの前口上を変換

カエルの唄みたいに輪唱になっています。

アンケート・アートの解説ビデオ

アンケート・アートを解説した「青少年のためのアンケート・アート入門」です。

 

アンケートにご協力ください

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