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テクノミュージックと現代音楽

去年の10月11日にTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」のDJコーナー、DISCO954でDJ WASAさんがプレイしたものがとても興味深かったので紹介します。

このDJプレイの最初である、スシ食いねェ!のあたりが、僕の提唱するスムーズ現代音楽というのを感じたのです。ニューヨークの作曲家Michael Gordonの曲を思い浮かべました。重みのあるリズムというかなんというか。

そんなGordonのDecasiaを貼ります。

テクノミュージックやダンスミュージックに詳しくないので、このDJ WASAさんのプレイ曲がダンスミュージックの中で、どういうジャンルで扱われているのかわかりませんが、現代音楽とテクノミュージックの親和性を感じました。
最近、現代音楽のジャンルでは、現代音楽アンサンブルのAlarm Will Soundが、エイフェックスツインの曲をアンサンブルでカバーしたり、squerepusherの曲をロンドンシンフォニエッタが演奏しています。今年ポーランドで行われた音楽イベントsacrum plofanumで、Squarepusher feat. Sinfonietta CracoviaによるUfabulumが演奏されました。このように、テクノミュージックと現代音楽の歩み寄りの試みがなされているということです。

Alarm Will Soundのエイフェックスツインカバー

同じくAlarm Will SoundのアルバムA/Rhythmiaにモチペットとオウテカの曲が入ってます。

A/Rhythmia

ロンドンシンフォニエッタのアルバムWarp Works & Twentieth Century MastersにエイフェックスツインとSquarepusherの曲が入っています。

Warp Works & 20th Century Masters

ほかにもあるかもしれないし、今度もっと発表されるでしょう。

マイケル・ゴードンのRewriting Beethoven’s Seventh Symphonyはベートーベンの交響曲第7番を再構築した曲ですが、テクノミュージックやDJのようなリミックスをオーケストラでやった印象です。当時の大音量音楽を現代の手法で書き直しました。

現代音楽がテクノミュージックを演奏しているものを紹介しましたが、逆にリズムが複雑だったり展開がおかしいテクノミュージック(一応ダンスミュージックの範囲で)もあるのでしょうか?